○山本説明員 文部省との関係におきましては、文部省の調査会に私どもも実は参加をしておるわけでございます。獣医学教育の年限延長の問題に絡みまして、先ほど申し上げましたように四年制が六年制になった段階での獣医師の職域というふうなものはどうあるべきかというふうなことで検討を進めております。そういう意味では、現行の獣医師法十七条の獣医師の業務の範囲というふうなものもおのずから明らかになってくるであろうというふうなことで
○山本説明員 獣医師法の問題につきましては、先生ただいま御指摘のように百二十三万円の調査費を計上してございまして、畜産局内に獣医師問題検討会を設置をいたしてございます。現在まで二回にわたりまして、まず第一年度といたしましては、今後の獣医師の職域問題、その職域問題というのは、御承知のように畜産の振興なり公衆衛生の向上あるいは動物保護管理の問題というふうに、獣医学術に求められる社会的な要請がきわめて多元化
○山本説明員 ただいま先生からお話しのございました信藤氏の論文でございますが、表現がいささか事実と違っておりまして、私ども動物用医薬品の製造承認に当たりましては、必ずしも追試を必要といたしておりません。しかし、安全性の問題に関しましては、吉田実氏の研究と同時に、私どもの方の動物医薬品検査所におきましても、ほぼ同様な水準の試験を実施しているところでございます。
○山本説明員 胃潰瘍の要因につきましては、ただいま局長が御説明申し上げましたように、各種の要因が一元的なものではなくて相互に総合した形で発現をするのではないかというのが現在までの学界の総合的な見解でございます。特に、抗生物質を多用したことによりまして、これが潰瘍の原因になるというふうなことは私ども承知をいたしていないわけでございます。
○説明員(山本格也君) 死体を移動させる場合、とにかく畜舎等の消毒はまず厳正に行います。それから埋却場所へ移動をする場合の前後、これは運搬用具等も含めてかなり厳格な消毒をいたすことにいたしております。それから土中への埋却の前後、それから埋却に使いました諸道具、それからそれに従事いたしました人、これらはすべて徹底をした消毒をすることにいたしておりますので、現在豚水胞病のウイルスの薬剤抵抗性というふうな
○説明員(山本格也君) 焼却または埋却にはそれぞれの方法を定めた基準がございます。 たとえば埋却の場合でございますと、死体を埋める穴は一メートル以上掘らなければいけない。それから上に土をかぶせる場合等も、その前後に消石灰を散布をする。それから一定期間、この豚の水胞病の場合でございますと、三カ年間はこれは発掘をしてはならないというふうな埋却の表示をいたします。で、大部分のウイルス並びに細菌は、この三
○山本(格)説明員 お答えいたします。 田中報告をもとにいたしまして、専門技術者による総合的な検討をいたしましたことはただいま局長が申し上げましたとおりでございます。したがいまして、その段階で技術的にまだなお改善すべき要因がある、そういう基礎資料を得た後に食肉解禁の問題について検討すべきであるというのが学会の総合的な御意見でございまして、したがいまして、私も当時おりませんでしたけれども、さような事実